ぽけっとれびゅー

DIR EN GREYを中心にして、歌詞の解釈を好き勝手にやっていこうと思います。あと感想(・∀・)

JEALOUS

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非常に綺麗で壮大なオーケストラ調のバラードの導入部分から、キャッチャーでスピード感ある本編へと移行する楽曲です。全体的に京の歌声がすごい響いていますし、全体的にすごく明るくてまとまっている、とても完成度の高い曲だと思います。

個人的な感想ですが、この曲の薫のギターソロがDIR EN GREYのギターソロの中でトップクラスに好きです。難しいプレイをしている訳では決して無いでしょうけど、音色が非常に綺麗です。薫のギターソロの音色はプレイして見せ付けるというよりも、音を聞かせるというニュアンスが強い気がしますし。

歌詞の内容は、彼に対する嫉妬心に苦しむ女性についてだと妄想します。

彼の近くに居た私。彼と一緒にいたいという気持ちが強すぎて、異常に嫉妬心の強いもう一人の私が産まれ、その心が私を支配してしまった。私は彼を「私だけの彼」とする為に、ある夜に彼を殺してしまう。そんな内容と今読み取りました。「二月のアノ夜に乱れる人を抱いていた」という歌詞で、その乱れる人を彼と解釈しました。別の人であるという解釈であれば、また別の見解が出来るかと思います。この解釈自体妄想の枠を出ないのですが。

 

この曲は時たまライブで演奏される機会があるのですけど、その時のほとんどの場合がJEALOUS-reverse-のバージョンです。ピアノのみのシンプルな演奏に、京の叫びにも近い悲痛な歌声が胸に響く楽曲となっています。このライブテイクでは原曲で「彼の姿が変形していく」の箇所が「彼の姿が変わり果てていく」となっています。後者の歌詞の方が詩の世界観の深みが増して良いと思いますね。

 

そんな訳で、ロックアレンジでもバラードアレンジでもどちらでも美味しい楽曲だと思いました。偶には原曲バージョンを聴いてみたい気もしますけど。

 

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そんな訳で、2か月ぶりに突然更新しました。忘れている訳ではないということで。