ぽけっとれびゅー

DIR EN GREYを中心にして、歌詞の解釈を好き勝手にやっていこうと思います。あと感想(・∀・)

アクロの丘

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Dir en greyのメジャーデビューシングル3枚同時リリースの1枚。非常に壮大なミディアムバラードナンバーです。


曲の感じは最初のDieのアコギのコードから始まり、数回奏でてから曲本編へと導入していく様です。物語性が非常に高くて、プラス京の歌声がものすごく心に響き、感傷的な気持ちになれます。曲の長さも8分と相当に長いのですが、その長さを全く感じさせないというのも、曲の世界に入り込めるって事でしょうね。途中のモノローグも主人公の心境が非常に切実に伝わってきますし。

演奏面においてもベースが活躍しています。間奏部分でベースソロがあるのですが、そこでToshiyaのベースプレイを深く堪能出来ます。よくこの人指が動くよなぁとか、そんな事を思ってしまいます。最も、その点はプロだから当たり前だという話でしょうけど

歌詞の内容としては、僕は君をこの地上に残して逝ってしまった。僕は君に死ぬ前に「生まれ変わってきたら、また二人で一緒になろう。それまであの丘で待っていて」という事を言ったのでしょう。その約束を守って、彼女は丘の上、アクロの丘で生まれ変わりの僕と再会しようと待っていた。ただし1週間したら、彼女は待つことを止めて、丘にも二度と現れなくなってしまった。けど僕はいつまでもこの空であの丘を見つめ、君の事を待ち続けている。

 

そんな感じでしょうか。今は閉鎖になってしまった歌詞考察サイトの見解を参照させてもらいました。なんていうか、この背景を踏まえてみると、かなり残酷な詩であると思います。京の自分自身の経験も踏まえて綴られた、京ならではの詩であると思いました。

で、この曲。何気によくライブでやってるんですよね。2002年の川崎クラブチッタでもやりましたし、赤坂ブリッツでもやって、更に2004年の日比谷野外音楽堂でもやっています。そしてまた、2014年のGAUZEツアーでも演奏をしてくれました。このGAUZEツアーの時のアクロの丘は非常に幻想的で、まるで一つの映画を見ている様な感覚になりました。↓の動画を今見て、改めてそう思いました。

 

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